バターを使えば、誰でも簡単に料理を格上げできます。
バターには食材の旨味を引き出し、香りとコクをプラスする力があります。
でも、

使いきれない



レパートリーが少ない
と感じ、同じような料理に偏ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ちょっとした工夫でバターは副菜からメインまで幅広く活躍します。
- 電子レンジだけで完成する和え物
- 炒めるだけの簡単おかず
- ホイル焼きや炊飯器を使ったボリューム料理
など、忙しい毎日でもサッと作れて美味しいレシピは豊富にあるんです。
この記事では、
をご紹介。
副菜から特別感のある一皿までサクッと作れるメニューをテーマにお届けします。
初心者でも失敗しないレシピと活用法を厳選しました。
この記事を読めば、



明日からの献立にすぐ取り入れたい!
と思えるはずです。
バターを使う料理の簡単レシピ10選!


ご紹介するバターを使う簡単料理は、
- 10分以内で完成!バターの簡単副菜
- 炒めるだけ!バター炒めおかずレシピ
- 炊飯器・ホイル焼きなど一手間レシピ
- 魚介・クリーム煮など特別感のある一皿
の4ジャンルに分けてご紹介します。
それぞれのジャンルで、何品かずつのレシピを全部で10品目。
このような内容です。
それでは早速みていきましょう。
10分以内で完成!バターの簡単副菜
仕事や家事で忙しいときでも、サッと作れて食卓を豊かにしてくれる副菜はありがたい存在です。
特にバターは少量でコクと香りをプラスできるので、シンプルな食材でも満足度の高い一皿に仕上がります。
「10分以内で完成するバターを使った副菜」を3品ご紹介します。
どれも材料少なめ・手順簡単なので、今日からすぐに取り入れられますよ。
白菜のコンソメバター和え(5分以内)


白菜の甘みとバターのコクが驚くほどよく合う、レンジで完結するスピード副菜です。
- 白菜:2枚
- バター:10g
- コンソメ顆粒:小さじ1
- 黒こしょう:少々
- 白菜はざく切りにして耐熱ボウルへ。
- コンソメとバターを加え、ラップをふんわりかけて電子レンジ600Wで約3分加熱。
- 全体を混ぜ合わせ、黒こしょうを振ったら完成。
- 白菜は芯部分を薄めに切ると均一に火が通ります。
- 加熱後にチーズを少量加えるとさらにコクが増します。
- ベーコンやウインナーを少し加えると、おかず感がアップ。
- にんにくチューブを少し混ぜると香り豊かに。
- 忙しい平日の夕食に「あと一品欲しい」とき。
- お弁当の彩りや隙間埋めにも便利。
えのきとコーンのバター醤油(5分以内)


えのきとコーンを炒めるだけで、香ばしい副菜が完成します。
甘みと塩気のバランスが絶妙で、ご飯もお酒も進む一品です。
- えのき茸:1袋
- コーン缶:大さじ3
- バター:10g
- 醤油:小さじ1
- 塩・こしょう:少々
- えのきは石づき(軸の先端部分)を切り落として3等分にほぐす。
- フライパンにバターを入れ、中火でえのきを炒める。
- しんなりしたらコーンを加え、醤油を回しかける。
- 軽く炒め合わせ、塩・こしょうで味を調えたら完成。
- 醤油は最後に鍋肌(内側の側面)から加えると香りが引き立ちます。
- バターと醤油の香ばしい組み合わせは、子どもにも大人気。
- 七味唐辛子を加えてピリ辛にすれば、大人のおつまみに。
- バターを少し減らしてオリーブオイルをプラスすると洋風の仕上がりに。
- ハンバーグやステーキの付け合わせに最適。
- 白いご飯の上にのせて丼風にするのもおすすめ。
レンジでジャーマンポテト風(5分以内)


本来はフライパンで炒めるジャーマンポテトを、レンジで時短アレンジ。
じゃがいもにバターとベーコンの旨味が絡み、手軽なのに満足感の高い副菜になります。
- じゃがいも:2個
- ベーコン:2枚
- バター:10g
- 塩・こしょう:少々
- パセリ:適量
- じゃがいもはよく洗って皮をむき、1cm角に切る。
- 耐熱ボウルに入れてラップをし、電子レンジ(600W)で約4分加熱。
- ベーコンは細切りにして加え、バターをのせてさらに1分加熱。
- 塩・こしょうで味を整え、仕上げにパセリを散らして完成。
- じゃがいもは小さめに切ると加熱ムラがなくなります。
- ベーコンの塩気が強い場合は、塩は控えめに。
- チーズをのせてさらに30秒加熱すると、グラタン風に。
- マスタードやカレー粉を加えて、味変も楽しめます。
- 肉料理の付け合わせに。
- パンやスープと合わせてワンプレートランチにも。
炒めるだけ!バター炒めおかずレシピ
バター炒めは、切って炒めるだけで完成するシンプル調理なのに、風味と満足感は一級品。
バターの香りが立ち上る瞬間、食欲をそそる一皿が出来上がります。
ご飯にもお酒にも合う定番レシピを3つご紹介します。
エリンギとベーコンのバター醤油炒め


コリコリ食感のエリンギと旨味たっぷりのベーコンを、バターと醤油で炒めるだけ。
わずか10分で、和洋問わず使える万能おかずに仕上がります。
- エリンギ:2本
- ベーコン:3枚
- バター:10g
- 醤油:小さじ1
- 黒こしょう:少々
- エリンギは食べやすい大きさに手で裂く。ベーコンは1cm幅に切る。
- フライパンにバターを入れ、中火でベーコンを炒める。
- 香りが出たらエリンギを加え、しんなりするまで炒める。
- 醤油を回しかけ、黒こしょうを振って完成。
- 醤油は最後に加えると香ばしさが引き立ちます。
- バターが焦げやすいので、火加減は中火以下で。
- 鷹の爪を加えてピリ辛に。
- パスタに混ぜれば和風バターパスタに早変わり。
- あと一品欲しい夕食の副菜に。
- ビールやワインのおつまみにも最適。
鮭としめじのバターポン酢炒め


鮭の旨味とバターのコクに、ポン酢の爽やかな酸味をプラスした一皿。
しめじを加えることで、きのこの旨味と香りも楽しめます。
- 生鮭:2切れ
- しめじ:1パック
- バター:10g
- ポン酢:大さじ2
- 塩・こしょう:少々
- 小麦粉:適量
- 鮭は一口大に切り、軽く塩こしょうを振って小麦粉をまぶす。
- フライパンにバターを入れ、中火で鮭を焼く。両面に焼き色がついたら取り出す。
- 同じフライパンでしめじを炒め、鮭を戻す。
- ポン酢を加えて全体を絡め、仕上げに黒こしょうを振って完成。
- 小麦粉をまぶすことで、鮭がふっくら仕上がり味も絡みやすくなります。
- ポン酢を加えたらサッと炒めるだけでOK。煮詰めすぎると酸味が飛んでしまいます。
- バターを少し減らしてオリーブオイルを加えると洋風に。
- レモンを絞ると爽やかさがさらにアップ。
- メインおかずとしてご飯にぴったり。
- 冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも。
豚肉とキャベツの味噌バター炒め


味噌とバターの濃厚な組み合わせがクセになる、ご飯が止まらないスタミナおかず。
冷蔵庫にある食材で作れるので、定番化必至の一皿です。
- 豚こま肉:150g
- キャベツ:1/4玉
- 玉ねぎ:1/2個
- バター:15g
- 味噌:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 醤油:小さじ1
- キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切りにする。
- フライパンにバターを入れ、豚肉を炒める。
- 火が通ったら玉ねぎとキャベツを加え、しんなりするまで炒める。
- 味噌・みりん・醤油を合わせた調味料を加え、全体に絡めたら完成。
- 味噌は焦げやすいので、必ず最後に加えましょう。
- 甘めが好きな方は砂糖を小さじ1加えるのもおすすめ。
- コチュジャンを加えてピリ辛に。
- 仕上げにバターをひとかけら追加するとコク倍増。
- ご飯のお供にぴったり。
- 麺類(焼きそばやうどん)と合わせればボリューム満点の一皿に。
炊飯器・ホイル焼きなど一手間レシピ
バター料理の魅力は「手軽さ」だけでなく、「ひと工夫でグッと美味しくなること」。
炒めたり和えるだけでなく、炊飯器やホイルを使えば見た目もごちそう感もアップ。
ほったらかしで完成するので忙しい日にも取り入れやすいレシピです。
炊飯器で鶏肉のコーンバターピラフ


切った食材を炊飯器に入れてスイッチを押すだけ。
炊き上がる頃には、バターとコーンの甘い香りが部屋中に広がります。
お子さんから大人まで喜ばれる万能レシピです。
- 米:2合
- 鶏もも肉:200g
- 玉ねぎ:1/2個
- コーン缶:100g
- バター:20g
- コンソメ顆粒:小さじ2
- 塩:少々
- 黒こしょう:少々
- 水:2合の目盛りまで
- 米は洗って30分浸水し、炊飯器の釜に入れる。
- 鶏肉は一口大、玉ねぎはみじん切りにする。
- 米の上に鶏肉・玉ねぎ・コーンをのせ、コンソメ・塩を加えて水を2合の目盛りまで注ぐ。
- 通常モードで炊飯。炊き上がったらバターを加えて全体を混ぜる。
- 器に盛り、黒こしょうを振って完成。
- 鶏肉は皮つきがおすすめ。旨味とコクがしっかり出ます。
- 炊き上がりに追いバターをしても◎。
- きのこやパプリカを加えれば彩り豊かに。
- 醤油を小さじ1加えると和風にアレンジ可能。
- ランチのワンプレートに。
- パーティー料理としても映える一品。
じゃがバターのホイル焼き風


居酒屋定番の「じゃがバター」を、家で簡単に再現。
ホイルに包んで焼くだけで、ホクホク食感とバターの香りが楽しめます。
- じゃがいも:2個
- バター:20g
- 塩:少々
- 黒こしょう:少々
- 醤油:小さじ1(お好みで)
- じゃがいもは皮付きのままよく洗い、十字に切り込みを入れる。
- アルミホイルでひとつずつ包み、トースター(またはオーブン)で30〜40分焼く。
- 中まで火が通ったらホイルを開け、切れ目にバターをのせる。
- 塩・黒こしょうを振り、お好みで醤油を垂らして完成。
- 時短したい場合は、レンジで5分加熱してからトースターで焼くとホクホク感を保ちながら時短可能。
- 切れ目を入れることで、火が通りやすくバターも染み込みやすい。
- 明太子やチーズをのせれば居酒屋風アレンジに。
- 粗挽き黒こしょうをたっぷりかけて大人味に。
- おつまみやBBQのサイドメニューにぴったり。
- 子どものおやつとしても人気。
魚介・クリーム煮など特別感のある一皿
バターは「手軽なおかず」だけでなく、「特別感のある料理」にも欠かせない存在。
クリーム系や魚料理と組み合わせると、まるでレストランのような仕上がりになります。
週末のディナーやおもてなしにもぴったりな2品をご紹介します。
クラムチャウダー風クリーム煮


あさりの旨味と野菜の甘み、そしてバターと牛乳のコクが溶け合った優しい味わいの一皿。
パンにもご飯にも合い、食卓が一気に華やぎます。
- あさり(殻付き):300g
- 玉ねぎ:1個
- にんじん:1/2本
- じゃがいも:2個
- ベーコン:3枚
- バター:20g
- 薄力粉:大さじ2
- 牛乳:400ml
- 水:200ml
- コンソメ顆粒:小さじ2
- 塩・こしょう:少々
- パセリ(仕上げ用):適量
- あさりは砂抜きしてよく洗う。玉ねぎ・にんじん・じゃがいもは1cm角に切る。ベーコンは1cm幅に切る。
- 鍋にバターを入れ、ベーコン・玉ねぎを炒める。香りが出たらにんじん・じゃがいもを加えてさらに炒める。
- 薄力粉を振り入れて粉気がなくなるまで炒め、水とコンソメを加えて10分ほど煮る。
- あさりを加えて口が開いたら牛乳を加え、弱火で温める。
- 塩・こしょうで味を調え、仕上げにパセリを散らして完成。
- 薄力粉を加えるときは焦がさないよう弱火で。ダマにならずクリーミーに仕上がります。
- 牛乳を加えたら沸騰させないこと。分離せず、なめらかなスープになります。
- あさりの代わりにシーフードミックスで手軽に。
- コーンを加えると甘みが増して子どもに人気。
- パンと一緒にカフェ風ランチに。
- 特別な日のディナーのスープとして。
タラのバターしょうゆムニエル


淡白なタラに小麦粉をまぶして焼き、バターと醤油の香ばしいソースを絡めた定番の魚料理。
ご飯にもパンにも合う万能メニューです。
- 生タラ切り身:2切れ
- 塩・こしょう:少々
- 小麦粉:適量
- バター:15g
- 醤油:大さじ1
- レモン汁:少々(お好みで)
- タラに塩・こしょうを振り、小麦粉を薄くまぶす。
- フライパンにバターの半量を入れ、中火でタラを両面こんがり焼く。
- 焼きあがったら取り出し、フライパンに残りのバターと醤油を加えてソースを作る。
- タラを戻し入れてソースを絡め、仕上げにレモン汁を垂らして完成。
- 小麦粉を薄くまぶすことで、身崩れ防止&ソースがよく絡みます。
- バター醤油ソースは焦げやすいので、短時間で仕上げましょう。
- しめじやほうれん草を一緒に炒めれば栄養バランス◎。
- バターの半量をオリーブオイルに変えても美味しい。
- 夕食のメインおかずに。
- 白ワインとの相性も抜群で、洋風ディナーにもおすすめ。
まとめ


バターを使うと、
・簡単な副菜
・炒め物
・炊飯器
・ホイル料理
・魚介のクリーム煮
まで、手軽にコクと香りがプラスできます。
ちょっとした工夫で、忙しい日でも10分前後で満足感のある一皿が作れるので、毎日の献立にぜひ取り入れてみてください。


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